相続税はいくらからかかるか

相続税は、相続した資産に課税されますが、そのすべてが課税対象になるわけではありません。いくらから課税対象になるという基準があります。その基準が「基礎控除」と呼ばれるものです。

「基礎控除」は法定相続人の人数によって、その枠が変わってきます。法定相続人の人数は、例えば、亡くなった被相続人の親族が配偶者とお子様2人の場合、法定相続人は「3人」となります。
基礎控除は「3000万円+法定相続人の人数×600万円」で計算されますので、この場合は、3000万円+3×600万円=4800万円となり、4800万円を超えた資産に相続税が課税されることになります。
よって、法定相続人の人数が増えれば増えるほど、相続税の基礎控除は大きくなるため、相続税がかかりにくくなることになります。

この他にも、相続税には配偶者の特例や葬儀費用等は相続資産から控除できるなどの控除枠があります。まずは、被相続人から相続をする際の控除額はいくらで、どのくらいの資産を持っていたら相続税がかかるようになるのかというシミュレーションを行うことを推奨いたします。相続税シミュレーションに関しては、当事務所の税理士までお問い合わせください。

税理士法人すばるでは、「相続税」や「生前対策」、「生前贈与」などに関する税務相談を承っております。「相続税」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。